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2019/08/26更新

NOKIA 復活の軌跡

414分

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どのようにしてノキアは倒産の危機を脱することができたのか

携帯電話市場シェアの過半数を占めていたが、iPhoneとAndroid端末によって、市場を奪われ、倒産の危機に瀕したノキアがどのように復活したのか。本業を転換し、業績をV時回復させたノキア会長が書いたリアルな経営の物語。


■フィンランドのアイデンティティ
2008年当時、ノキアは世界のスマートフォン市場の過半数を占め、携帯電話業界の中で世界トップの座にあった。2000年には、ノキアはフィンランドのGDPの4%、輸出高の1/5を占めるまでになる。ノキアが生み出す利益は、他のフィンランド企業の利益をすべて足し合わせた金額に匹敵した。

アップルが2007年6月に「iPhone」を発売し、かつてのノキアのように成功していったのに対し、ノキアはアップルのタッチスクリーン式スマートフォンと競い合える体制になかった。技術力に問題があったわけではない。ノキア製スマートフォンはiPhoneよりも機能が豊富で、ピカピカのケースに収められ、シャツのポケットにすっと差し込め、頑丈だった。技術的な課題であれば、ノキアは苦もなく解決できたはずだった。ところが、そうはならず、好機が次々と見逃された。

超短要約

■ノキアの教訓
ノキアの危機の中で発見したのは、リーダーの役割は最も簡単である。次の教訓が、一致団結し、相互に強みを引き出し、他の人が学べて各自のチームにも適用できるような模範を示すのに役立ったものである。

①パラノイア楽観主義者になる
起こりうる最悪の自体にオープンかつ誠実に対処する。それによって、恐怖心の一部が取り払われ、自分たちに選択肢があると認識できるようになる。選択肢がある限り、そうあって欲しいと思うことに影響を及ぼすことができ、そこから楽観主義が生まれてくる。

②説明責任を奨励する
全員にリーダーのように考えてもらうため、多くの権限を与える。

③シナリオベースの思考を推進する
社内のすべての個々人に必ず代替案を考えてもらう。既存の選択肢をただ確認するのではなく、プラスとマイナスの両方の異なる選択肢とそれに関連する行動を常に想像し、時には異なる選択肢をつくり出す。

④信頼関係を築く
信頼は物事を円滑に進めるための潤滑油となる。オープンに運営し、敬意を持って同僚を扱い、悪いニュースはすぐに共有しなくてはならない。

⑤落ち着きを絶対に失わない
状況が緊迫してくるほど、心を落ち着けるべきである。

⑥笑う
ほんの少しの笑顔になるだけで、緊張が和らぎ、不安感が解消され、みんなが生産的に考え始められるという不思議な効果がある。

著者 リスト シラスマ

1966年生まれ。ノキア会長 1988年、セキュリティサービス会社「F‐Secure(エフセキュア)」を創業。2006年まで社長兼CEO、以降は会長を務める。2008年、ノキア取締役に就任。2012年、同会長に就任。2013年9月から2014年4月にかけて、暫定CEOを兼任。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序 章 絶対絶命の危機 p.7 7分
第一章 ノキア・マジック p.19 9分
第二章 まばゆさに目がくらむ p.31 18分
第三章 錯綜するシグナル p.54 19分
第四章 賭けに出る p.79 12分
第五章 厳しい現実 p.94 22分
第六章 新たな舵取り p.122 16分
第七章 厳しい選択 p.143 11分
第八章 燃え盛るプラットフォームから飛び降りよ p.157 19分
第九章 危機の中で責任を担う p.183 20分
第一〇章 黄金律 p.209 15分
第一一章 プランB、そしてプランC、プランDもある p.228 15分
第一二章 この結婚を維持できるか p.248 15分
第一三章 何度でも「再起動」する p.268 17分
第一四章 最善策は大胆に動くことだ p.290 16分
第一五章 M&A取引の実施 p.311 19分
第一六章 改革の処方箋 p.336 16分
第一七章 二つの世界に足を踏み入れる p.357 15分
第一八章 未来のための基盤 p.377 22分
結 論 運は自ら切り開くもの p.405 5分

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